インプラント矯正

インプラント矯正

インプラント矯正とは

インプラント矯正

一般的にインプラントと言えば、歯のなくなった所にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯をのせ、自分の歯と同様に機能させることを言います。

矯正治療で用いるインプラント矯正とは、上述のインプラントとは装置および目的が違います。
矯正治療において、目的のところに目的の歯を移動させるには、その歯を引っ張る歯(固定源と言います)が必要です。

しかし、その固定源となる歯が動いてしまっては目的の移動ができなくなるので、ヘッドギアーと呼ばれる顎外固定装置などで固定源となる“歯“の移動を抑制しなければならないことがあります。

それに対して、インプラント矯正は固定源を歯ではなく”骨“に求めるのです。
骨に求められた固定源は動くことはありません。そしてヘッドギアーを用いる必要もなくなります。目的の歯を目的の所に移動させるための画期的な治療法とも言えるのです。

装着するまでの時間は、麻酔の時間を除けば、ピンタイプで2~3分、プレートタイプで30分で終了します。外すときには装着時の約半分の時間で済みます。

インプラント矯正のメリット・デメリット

メリット デメリット
治療期間を短縮することができる。 ピンまたはプレートを埋入することが必要です。
ヘッドギアーなどの顎外固定装置を使う必要がなくなり、患者様の協力を必要としない。
歯を抜かずに矯正治療を行える症例が多くなる。

インプラント矯正を受けられた患者様の感想

患者様の声

最初、インプラント矯正を勧められた時は、「痛そうだな」とか「大変そうだな」と思いました。
不安でいっぱいで何度も相談し、結局勇気を出してやってみました。
率直な感想は、痛みも無く「えっ?もう終わり?」という感じです。出っ歯だった前歯が、自分が予想していたよりも下がり今は大満足です。